こんにちは。たかです。
ついに迎えたお見合い当日。緊張する…。
未来の結婚相手になるかもしれないお相手との対面ですから、緊張するのも無理はありません。
この1時間で今後の人生が大きく左右されかねないと言っても過言ではないお見合いの場。
ちょっとしたミスで印象を悪くしてご縁を逃してしまうのは本当にもったいないことです。
そこで、今日は200人以上とお見合いをしてきた僕が実際にやっていた経験を踏まえ、
- お見合いでマナーに気をつけるべき理由
- 具体的なマナーの内容
- マナーを実践するための方法
についてお話しします。
この記事を読んで、最低限のマナーを身につけお相手から「マナーが良くなかった」といった理由で断られることがないようにしていただけると幸いです。
お見合い中のマナーを身につける意味
そもそもマナーに気をつけるべき理由とは何でしょうか?
答えは「お相手から見たあなたの印象を良く見せるため」です。
厳密に言うと、「お相手から見たあなたの印象を悪く見せないため」という方が正しいでしょうか。
お見合いは1時間という短い時間の中で、お相手のことを判断しなければなりません。
その中でマナー違反にあたるような気になる所作を見てしまうと、その印象はかなり強く残ってしまい挽回することが難しくなってしまうのです…
ならば最初からマイナスになりうる芽は潰しておいた方が良いのです!
お見合いにおいて、減点を減らすべき理由についてはこちらの記事でも解説していますので参考にしてください。
つまらない理由でお断りされるのはもったいない
実際に経験したお見合い相手の気になった所作の一部を紹介します。
- テーブルの上にスマホを置いて時計代わりにチラチラ見ていた
- 入り口で待ち合わせ後店内に向かった際、真っ先に上座に座った
- 1時間半近く延々と話を続けられた
もしこれらのマナーが改善されていただけでも、お相手への印象はグッと変わるのです。
極端な例ですが、「会話は弾んだけど、時計をチラチラ見る仕草が気になった」という理由でお断りをされてしまったとしても逆に言えば「時計をチラチラ見てさえいなければうまくいったかもしれない」のです。
お見合いの短い時間においては「マナーが悪い」というのは決め手の一つになりうる重要な要素と言えます。
とは言え、実際にはマナーが悪いというだけで断るというケースはあまりなくその他の要因と合わせて「自分とは合わない」と判断する場合が多いですが…
マナーはショートプログラム(規定演技)、会話はフリープログラム(自由演技)
フィギュアスケートは、ショートプログラム(規定演技)で上位に入った選手だけがフリープログラム(自由演技)に進出できるといった形式で行われます。
お見合いもこれと似たような状況であると言えます。
マナーというショートプログラムで基本的な人間性を見られ、そこをクリアできた人だけが会話というフリープログラムで「また会いたい」と思ってもらえるかを判断されるのです。
いくら会話でお相手を楽しませることができたとしても、人間性の土台となるマナーの面での減点が大きければその会話の魅力を見てもらう前に試合終了…となってしまうでしょう。
「たかがマナー、されどマナー」といったところでしょうか。
実践すべきマナーのポイント8選
マナーに気をつけるべき理由や重要性について説明したところで、どんなポイントに気をつけてお見合いに臨めば良いのでしょうか?
僕が実際のお見合いで実践していた内容8点について解説していきます。
予約もしくは早めに会場に着いて二人分の座席を確保しておく
前回の記事でもお伝えしましたが、定刻どおりにお見合いを始められる状態にするというのもお相手への気遣いとして、立派なマナーと言えるでしょう。
相談所によっては予約をしてくれるところもありますが、そうでないところであれば自分で予約をするか早めに会場に着いて座席を確保していく事はしておいた方が良いです。
こうしたきめ細やかなサービスをしてもらえるかどうかも相談所選びをするうえでチェックしたいポイントですね。
早めに会場に着いて下座(入口に近い方)に座っておく
座席には上座(目上の人が座る席)・下座(目下の人が座る席)があります。
どちらか選べる状況であれば一般的には入口に近い下座に座っておく方が無難でしょう。
いちいち座席で目くじらを立てるのは…とも思いますが、余計な失点をしないためにもやれることはやっておきましょう。
運命のお相手を前に、上座に座ってご縁を逃す…といったことにならないようにしましょう。
ホテルのラウンジへ行くと、上座に座ってお相手を待っている方をよく見かけますが個人的には
せっかく早めに到着しているのに、
座る位置一つで印象を悪くしてしまうのはもったいないなぁ…
と感じてしまいます。
お相手がいらっしゃったら、立ち上がって挨拶をする
意外と忘れてしまいがちですが、座ってお相手を待っている際には立って出迎えるようにしましょう。
婚活のマナーは社会人としても役に立ちますね。
メニューを見る際はお相手の見やすい向きにしてあげる
些細なことですが、お互い席に着いて注文を決める際にはお相手に対して見やすい向きでメニューを見せるようにしましょう。
この時にお相手も同じようにメニューを自分の方へ向けてくださることがあるので、その時は間を取って二人ともが見やすい向きでメニューを見ましょう。
お相手の水が少なくなっていたら、おかわりをするか確認する
お相手の水が少なくなってきた時には、
おかわり飲まれますか?
と聞いてあげましょう。緊張で喉が渇きやすくなっているので、この一言でお相手がリラックスできればあなたの印象はアップすること間違いなしでしょう。
だらだらと長話せず50分~1時間程度で切り上げる
結婚相談所ではお見合いの時間は1時間程度と決まっています。
次の予定があっても初対面の相手を前にしてはなかなか切り出しづらいので、盛り上がっていたとしてもきっちり時間どおりに切り上げるようにしましょう。
僕はスマートフォンのバイブ通知をお見合い開始後から50分後に設定していました。
男性はスマートに会計、女性は感謝の気持ちを忘れずに
そして、お見合いが終了してお会計をします。
結婚相談所のお見合いではお茶代を男性が支払うことになっているのですが、この時に男性は会計の金額をじっと見たりせずにスマートにお会計をしましょう。
また女性はルール上男性が支払うことにはなっていますが、「出してもらって当たり前」という態度ではなく感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
お互いがお互いを思いやれば気持ちよく終われるはずなのですが…
ここでの対応がイメージダウンにつながるケースはかなり多いです。
(特に男性は)会計後、最寄駅の改札辺りまで送った方が良いかを確認する
お見合いの場所によっては、お相手が初めて来てくれた可能性もあります。
迷わないよう最寄駅の辺りまで送った方が良いかを確認してみましょう。
ただし、あくまでも最寄駅止まりにしておきましょう。あまりお相手の住所に近づくような素振りを見せるとかえって警戒されてしまいます。
ちなみにこの質問をした時に「トイレに寄って帰ります」などと言われた場合、お断りの可能性が高いと考えていいでしょう…
(早く解散するための社交辞令の場合が多いです。)
マナーを実践できるようにするためのコツ
やるべきことはわかったけど、一度にこれを全部実践するのは無理!
おっしゃるとおり一度に全部は大変なので、実践のためのコツをお教えします。
最初から完璧を求めない
ズバリ、「最初から全て完璧にやろうとしないこと」です。
挙げた内容をそつなくできるようになるためには、ある程度場数を踏んでお見合いに慣れていく必要があります。
始めのうちは「できなくても当たり前」くらいの気持ちで大丈夫です。
まずは確実に1つのことをできるようにする。そしてそれを増やしていく
ただし、段々とお見合いに慣れてきたのにいつまで経っても気遣いができないという事態は避けなくてはなりません。そのためには「まず1つできるようになる」ことに意識を集中させましょう。
1つが2つへ、2つが3つへ…とできることが増えるようになっていけば、あなたのお見合いでの印象は確実に良くなっていくでしょう!
最低限のマナーで減点回避!あとは会話に集中!
お見合いのマナーで気をつけるべきポイントについてお話ししました。
どれもちょっとしたポイントではありますが、素敵なお相手と出会うためにはこうしたちょっとしたことをきちんとできるようにしていくことが必要となります。
逆に言えば、これさえできてしまえば後はお相手との会話を楽しむのみです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
お見合い全体についての流れを再確認したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
婚活がうまくいかずに悩んでいる方は、私の体験談も参考にしてみてください。
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