「結婚相談所で仮交際を始めたけど、どう進めたらいいかわからない…」と感じている人は多いです。結婚相談所の仮交際は、結婚を見据えた交際の第一歩であるため、失敗は避けたいところです。本記事では、仮交際の基礎知識や真剣交際への流れ、仮交際を上手く進める方法について詳しく解説します。
私は202人とお見合いをして、75人の女性と仮交際をしました。そして2人の女性と真剣交際をした末に、今の妻と結婚しました。
記事を読むことで、仮交際を成功に導くための方法がわかります。紹介するポイントを押さえ、素敵なパートナーとの結婚を目指しましょう。
» 結婚相談所での婚活の流れと成功させるためのポイントを徹底解説
結婚相談所での仮交際の基礎知識
結婚相談所での仮交際は、結婚を前提とした相手との真剣な交際に進むためのステップです。目的はお互いをより深く知ることにあります。仮交際の目的は、以下のとおりです。
- 相性確認
- 人柄・価値観の理解
- 結婚観の話し合い
- 結婚を前提とした真剣な交際の見定め
- 結婚後の課題・期待値の共有
- お互いの家族や友人との関係性の理解
- 信頼関係の構築
- ライフスタイルの確認
- 金銭感覚の確認
相手とのデートを楽しむことも大切ですが、デートの中で価値観や金銭感覚が合うかどうかといった見極めも重要です。
実際に会ってデートを重ね、フィーリングを確かめれば仮交際から真剣交際へと円滑に進められます。仮交際は、結婚を見据えたさまざまな要素を確認するための期間であると理解しましょう。
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結婚相談所の仮交際から真剣交際の流れ
真剣交際に移行するまでの仮交際の流れを把握しておく必要があります。以下の順に紹介します。
- 連絡先を交換し仮交際がスタートする
- 数回のデートを重ねる
- 進展や感想を結婚相談所に報告する
- 仮交際の終了または真剣交際へ移行する
連絡先を交換し仮交際がスタートする
相手との連絡先の交換が仮交際の正式なスタートです。結婚相談所のサポートがあるので、連絡先交換の過程はスムーズに進められます。連絡先を交換した後、最初の連絡は挨拶や自己紹介から始めることで、お互いの第一印象を良くできます。挨拶の後は、連絡の頻度や方法を相談しておきましょう。
お見合い後最初の連絡は「ファーストコール」と呼ばれる、男性から女性への電話が一般的です。
連絡を通じて相手の人柄や価値観を理解できたら、デートの計画を立てるためのコミュニケーションを取り始めてください。仮交際中は、結婚相談所のカウンセラーへサポートの依頼が可能です。カウンセラーは、デートプランのアドバイスや連絡の取り方などについて助言してくれます。
慣れないうちはアドバイスを参考に、仮交際を進めましょう。
数回のデートを重ねる
お互いの理解を深めるためには、複数回のデートが必要です。初回のデートでは、リラックスした雰囲気を作るようにしましょう。軽い食事やカフェでの時間を共有すると、お互いの緊張がほぐれるため、自然な会話が生まれやすくなります。デートの頻度としては、週に1〜2回がおすすめです。
逆に週に1〜2回のデートができない相手は、脈が薄いと判断して別の相手に目を向けたほうがいいです。
過度な連絡やデートの要求は、相手に負担をかけてしまう恐れがあるので避けましょう。デートを重ねる中で、共通の趣味や興味を探る時間を取り入れられます。共通点を見つけ、より深い関係へと進展するきっかけにしてください。おすすめのデートスポットは、以下のとおりです。
- 食事
- 映画鑑賞
- 水族館
- スポーツ観戦
- 観光地散策
- ショッピングモール
結婚を前提とする交際では、価値観の一致が不可欠です。数回のデートを通じて、お互いの価値観や将来のビジョンについて話し合うようにしましょう。デートの終わりに次のデートの予定を決めると、お互いの関心度や意欲を確認できるうえに、次回への期待感が高まります。
次回のデートの話題をあらかじめ考えておくと、スムーズに次のステップへ進めます。
デートをしながら次回のデートのプランを練る意識を持ちましょう。別れ際に相手の興味を惹く提案ができれば、真剣交際に近づけます。
進展や感想を結婚相談所に報告する
交際の進展状況や感想を、結婚相談所に報告することを忘れないようにしましょう。報告することでカウンセラーが状況を把握し、適切なアドバイスを提供してくれます。報告事項は、以下を参考にしてください。
- 初回デートの感想や相手の印象
- デートの頻度やコミュニケーションの内容
- 仮交際における疑問点や不安点
報告後は「次のデートでどんな話題を出すべきか?」といったアドバイスを求めましょう。仮交際の進展に役立てられます。
私はカウンセラーにデートの報告をした際に、「もっとカジュアルなお店を選びましょう。」とフィードバックを受け、その後のデートに活かしました。
仮交際の終了または真剣交際へ移行する
仮交際の終了または真剣交際へ移行する際は、仮交際期間中に感じた自分の気持ちや意向を把握しましょう。自分が抱いている相手への感情を冷静に考え、次の意向を結婚相談所に報告します。カウンセラーの相談を通じて、次のステップを決定する際の助けとなります。
「真剣交際に進みたいけど、相手の気持ちがわからない」という時こそカウンセラーに相談すべきです。相手のカウンセラーを通じて的確なフィードバックが得られます。
相手の意向を確認したうえで、仮交際の終了または真剣交際への移行の最終決定を行います。真剣交際に進む場合は、結婚に向けて深い関係を築くための準備が始まります。仮交際を終了する場合は、カウンセラーに誠実に理由を伝えてください。相手も納得しやすくなり、円満に仮交際を終了させられます。
交際を終了する際、本人に直接伝えるのはNGです。必ずカウンセラーへその旨を伝えましょう。
仮交際を上手く進める方法
仮交際を上手く進めるためのポイントを紹介します。押さえておくべきポイントは、以下のとおりです。
- 適度な距離感を保つ
- 伝えづらいことはカウンセラーに相談する
適度な距離感を保つ
適度な距離感を保つことが、仮交際を成功させるポイントの一つです。相手にプレッシャーを与えず、自然な関係を築くことを意識しましょう。以下の方法が効果的です。
- 頻繁すぎる連絡を避ける
- デートは短時間で切り上げる
- 徐々にデートの回数や内容を増やす
- プライベートな話題を徐々に取り入れる
適度な距離感を保つことで、自然な関係が築けます。仮交際中は相手のペースに合わせることを意識しましょう。
私は仮交際になった途端にタメ口を使い始めたお相手に違和感を感じ、交際終了した経験があります。人それぞれの距離感はありますが、一定の節度は必要です。
伝えづらいことはカウンセラーに相談する
仮交際中に伝えづらいことがある場合は、遠慮せずにカウンセラーに相談しましょう。カウンセラーは悩みを解決するための第三者として、客観的な視点からアドバイスを提供してくれます。仮交際中に相手とのコミュニケーションに困った場合などは、カウンセラーへの相談がおすすめです。
相手の行動や意見に違和感を感じた場合など、自分では解決が難しい問題でも適切な対処法を提案してもらえます。仮交際の進行を円滑にするためのサポートも得られます。信頼できる第三者に悩みを共有することで、問題解決に向けた具体的な方法を見つけることが可能です。
カウンセラーに相談しながら交際を進められるのが、結婚相談所の強みです。一人で悩んで結論を出そうとせず、遠慮なくプロの力を借りて成功確率を上げましょう。
仮交際中に確認すべきポイント
真剣交際への準備として、仮交際中に確認すべきポイントがあります。主なポイントは、以下のとおりです。
- 結婚観
- 金銭感覚
- 家族や子どもに対する考え方
結婚観
結婚観については、結婚生活を見通すうえで押さえておくべきポイントです。結婚観を話し合うことで、2人の価値観が一致しているかどうかを確認できます。結婚観が大きく異なる場合、後々トラブルの原因になりかねません。結婚生活での役割分担については必ず話し合いましょう。
家事の担当や育児の分担など、家庭内での役割を決めておけば、結婚後の生活がスムーズに進められます。仕事と家庭のバランスも重要です。片方が仕事を優先しすぎると、家庭内に不和が生じる原因となります。仕事で長時間家を空ける人は、事前に話し合いを行い互いの理解を深めておくことが必要です。
結婚前に話し合っておくべきことは、以下を参考にしてください。
- 子どもの有無や育て方
- 家族との関係性
- 親との同居の有無
- 経済的準備
- 資産管理
- 趣味やライフスタイル
- 宗教・文化的背景の違い
結婚観を深く話し合い、お互いの理解を深めて、より良い結婚生活を築けるようにしましょう。
金銭感覚
金銭感覚は結婚を考えるうえで重要です。基本的には収入と支出のバランスを理解しましょう。貯金額や普段の支出などは、結婚生活に大きく影響します。高価な買い物をするときの考え方や日常の節約意識が違うと、お互いにストレスの原因となるので注意が必要です。
デート代の支払いなどからも相手の金銭感覚はわかります。違和感を感じた際には、カウンセラーへの相談や交際終了の決断をしましょう。
借金やローンがある場合は、無理のない返済計画を立てているか確認しましょう。長期的な計画を立てる場合は、家庭の経済的目標や夢など、お互いの考えを共有しておく必要があります。他にも、以下のことについて話し合いましょう。
- 趣味や娯楽の費用
- 家計の透明性と共有意識
- 緊急事態への備え
- クレジットカードやローンの利用方法
金銭感覚を共有しておけば、結婚後も安心して生活できます。
私は真剣交際に入ってから、相手との金銭感覚のギャップに気づき交際終了となった経験があります。あまり早い段階で聞くのも良くないですが、ある程度関係が築けたらお金に関する会話は必要不可欠です。
家族や子どもに対する考え方
家族や子どもに対する考え方は、結婚生活において確認しておくべきポイントです。家族の価値観や子どもの育て方に関する意見が一致していると、夫婦の関係が良好に保てます。考え方が一致していないと、後々の生活で大きな問題が生じる可能性があるため注意が必要です。確認すべきポイントは以下のとおりです。
- 子どもの有無
- 教育方針
- 習い事や特別活動
- 親との同居
- 休日・家族イベントの過ごし方
- 介護・家族支援の方針
- 家族旅行・レジャーの計画
- 健康管理
- 生活習慣
家族や子どもに対する考え方を事前に共有し、結婚後の生活を円満に進めてください。
仮交際中の注意点
仮交際中の注意点や避けるべきポイントを紹介します。主な注意点は、以下のとおりです。
- 他の仮交際相手に配慮する
- 体の関係についてのガイドラインを守る
- 期待を持ちすぎない
他の仮交際相手に配慮する
複数の相手と仮交際をしている場合は、誠実に向き合うことが相手への礼儀であり、お互いに良い関係を築くための基本です。誠実さを効果的に感じさせるには、以下のような方法があります。
- 他の仮交際相手の存在を意識させない
- スケジュールが重ならないように調整する
- 他の仮交際相手について話題にしない
- 感謝の気持ちを忘れずに伝える
- 過度の期待を持たせないように注意する
- 真剣交際を決める際には慎重に検討する
- 他の仮交際相手にも適切なタイミングで伝える
交際状況はカウンセラーに随時報告し、アドバイスを求めましょう。トラブルが発生した場合はすぐにカウンセラーに相談することで、スムーズに解決できます。他の仮交際相手に配慮しつつ、より良い関係を築いてください。
私が仮交際した女性の中に、私の交際状況を聞いてくる人がいました。正直に答えても誰も得しないので、不安な気持ちはわかりますがそうした質問は避けるべきです。
体の関係についてのガイドラインを守る
仮交際中は、体の関係についてのガイドラインは必ず守りましょう。結婚相談所では、仮交際中に体の関係を持たないことがルールとして定められています。関係を急がないことで、互いの気持ちや価値観を確認する時間を持てるようになり、相手との信頼関係を築くことにつながります。
仮交際中に何度かデートを重ねる際は、互いの意思を尊重しつつ、適切な距離感を保つようにしてください。相手の同意を重視し、無理に関係を進展させることは避けましょう。コミュニケーションを大切にし、相手の気持ちを理解しようとする姿勢が、信頼関係の構築に役立ちます。
ガイドラインを守ることで、仮交際が円滑に進み、最終的に真剣交際へと発展する可能性が高まります。結婚相談所のルールを守り、相手との信頼関係を築くことが幸せな結婚への第一歩です。
期待を持ちすぎない
仮交際は真剣交際への過程であり、相手を見極める段階です。過度に期待を持ちすぎると、相手に対するプレッシャーが増えてしまいます。複数の相手と同時に進行することもあるため、相手を検討しながら仮交際を進めましょう。
1人に固執すると他の可能性を見落とすリスクが増えるうえに、相手の短所が見えにくくなる場合があります。冷静な見極めが大切です。
複数の相手と仮交際できるのは、それぞれの相手を比較できるというメリットもあります。
結婚相談所での仮交際に関するよくある質問
仮交際に関するよくある質問をまとめました。結婚相談所を利用される方や仮交際が決まっている方は参考にしてください。
仮交際と真剣交際の違いは?
仮交際と真剣交際は目的や深さが異なります。真剣交際は結婚を具体的に考え始める段階ですが、仮交際はお互いを知るための初期段階です。まだ結婚を前提とした深い関係ではありません。大きく異なる点は、以下のとおりです。
- 仮交際
- お互いを知るための期間で、複数人との関係が許される
- 真剣交際
- 結婚を前提とした深い関係を築くための期間で、1対1の関係に専念する
仮交際の期間は数週間から数か月と比較的短期間ですが、真剣交際は最長半年と長い期間を要します。仮交際は基本的な価値観や性格の相性を確認する期間であり、結婚生活のビジョンを共有する真剣交際とは異なります。
「交際」という単語に惑わされがちですが、仮交際はあくまでも「友達以上恋人未満」程度の位置づけです。
仮交際の期間はどれくらい?
結婚相談所によって異なる場合もありますが、一般的に仮交際の期間は1〜3か月が目安です。短すぎると相手を十分に理解できず、長すぎると真剣交際への移行が難しくなることが大きな理由です。1〜3か月の間に週に1回程度のデートを重ね、相手の人柄や生活リズムを理解しましょう。
期間中に相手に対する興味や好感を見極めることで、無理なく次のステップに進む準備が整います。
私が真剣交際に進んだ2人の相手とは、いずれも1ヶ月程度の仮交際期間でした。
仮交際中に複数の人と交際できる?
一般的には仮交際中に複数の人との交際は可能です。結婚相談所の仮交際の目的が相互理解と相性確認にあることが大きな理由です。複数の人と交際することで比較検討ができるため、より適したパートナーを見つけやすくなります。結婚相談所によってはルールが異なる場合もあるため、事前確認はしましょう。
仮交際中は相手への配慮と誠実さが求められます。真剣交際に進む際は1人に絞る必要があるため、慎重な判断が求められます。交際の透明性を保つために、結婚相談所に報告を行うことも忘れないようにしてください。複数交際が難しいと感じる場合は、カウンセラーに相談しましょう。
私は最大5人の女性と同時に仮交際をしていました。スケジュール管理が大変な反面、それぞれの女性を比較できるので自分に合った相手を見つけやすいと感じました。
真剣交際を申し込むタイミングは?
真剣交際を申し込むタイミングは、複数回のデートを重ねたうえで、長期的な関係を築ける要素が合致していると感じたときです。以下の要素が合致していると良いです。
- 価値観
- 結婚観
- 安心感
- 信頼感
- 人柄
- 生活スタイル
- 将来のビジョン
仮交際期間が設けられている場合、終了期間が近づいたときも1つの目安となります。結婚相談所のカウンセラーからのアドバイスも参考にしてください。カウンセラーは多くのカップルを見てきた経験から、最適なタイミングを教えてくれます。
ダラダラと交際を続けていても、真剣交際に進めるとは限りません。時には交際終了の決断をして、気持ちを切り替えることも大切です。
まとめ:仮交際を乗り越えて、理想の相手との結婚に近づこう!
結婚相談所での仮交際は、真剣交際へ進むためのステップです。結婚観や金銭感覚、家族と子どもに対する考え方など、相手との基本的な価値観を確認する期間でもあります。仮交際中は複数の人と交際できるため、相手を比較しながら理想のパートナーを探すことも一つの方法です。
仮交際の終了や真剣交際への移行は、デートを経て感じた印象を結婚相談所に報告し、カウンセラーと相談して決定しましょう。期待を持ちすぎず、柔軟な姿勢で仮交際を進めることが成功への鍵です。
» 結婚相談所の無料相談で確認すべきことを解説
私自身の仮交際の記録やポイントについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
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