- 周りが結婚し始めて、焦ってきた…
- 非モテでも婚活すれば結婚できる?
- 結婚相談所の婚活ってどんな感じ?
30代に差し掛かると、周りにも既婚者が増えるので焦りを感じますよね。歳を重ねるたびに新しい出会いも減るので、受け身の姿勢のままでは結婚の難易度は高まる一方です。
私は2年間で以下のとおり婚活を続けた結果、最愛のパートナーと結婚できました!
総件数 | お見合い成立件数 | 仮交際成立件数※ | |
---|---|---|---|
(私からお相手へ)申し込み | 214 | 103 | 33 |
(お相手から私へ)申し受け | 1212 | 99 | 42 |
合計 | 1426 | 202 | 75 |
この記事では、非モテだった私の2年間の婚活体験を紹介します。本気で結婚したいけど自分に自信がない人にとって、婚活の一歩を踏み出す励みになれば幸いです。
様々な婚活を経験してきましたが、真剣に結婚したい人こそ結婚相談所で婚活をするべきです。プロのアドバイスを受けながら、正しい方向性で努力を重ねれば非モテの人でも高確率で結婚できます!
私が2年間の婚活を通じてそれぞれの期間で得た学びは、以下のとおりです。
- 入会まで(2018年3月〜5月):結果を得るためには本気度の高い環境に身を置くべき
- 第1期(2018年6月〜2018年8月):どんなに忙しい時でも自己管理を怠ってはいけない
- 第2期(2018年9月〜2018年12月):素敵な相手の周りには強力なライバルがいる
- 第3期(2019年1月〜2019年3月):一時的な恋愛と将来を共にする結婚は別物
- 第4期(2019年4月〜2019年7月):重要な決断を先延ばしにしても良い結果は得られない
- 第5期(2019年8月〜2019年11月):相手に歩み寄りつつも譲れないものを妥協してはいけない
- 第6期(2019年12月〜2020年7月):諦めずに継続すれば、いつかは目標にたどり着ける
結果を得るためには本気度の高い環境に身を置くべき
私が結婚相談所への入会を決意したのは、ちょうど30歳になった2018年3月です。当時のスペックは以下のとおりでした。
- 身長:179cm
- 体重:65kg
- 最終学歴:大卒
- 職業:会社員(SE)
- タバコ:吸わない
- お酒:時々飲む
- 年収:600万円強
- 性格:無口で内向的(親しくなれた人とはよくしゃべる)
激務で年収の2割を残業代が占めていた状態だったので、同年代と比較した時に優位に立てる可能性があると考えていました。
入会までの経験から伝えたい内容は以下のとおりです。
- 自分に合った婚活サービスを選択する大切さ
- タイミングを逃さずすぐ行動に移すべき
- 自分のあった結婚相談所を選ぶ重要性
マッチングアプリや婚活パーティでの苦い経験から結婚相談所を選択
私が結婚相談所で婚活をしようと決意したのは、以下の点が理由です。
- 真剣度が高い人の集まる環境で婚活がしたかった
- 1対1でじっくり相手と向き合いたかった
- 周りの目を気にせずに婚活がしたかった
真剣度が高い人の集まる環境で婚活がしたかったのは、過去にマッチングアプリや婚活パーティで出会った複数の人からマルチ商法の勧誘を受けた経験があったためです。結婚相手を探す目的以外の人に会う時間は無駄だと考えました。
また合コンや街コンなど多人数で交流する場も、性格的に合いませんでした。さらに友人からの紹介もありましたが、「友人に迷惑をかけたくない」といった気持ちから思うように自分を出せずうまくいきませんでした。
こうした経験から、高いお金を払ってでも結婚相談所で婚活するのは自分にとってメリットが大きいと感じたのです。
しかしながら過去にお付き合いした女性は1人だけなうえに当時はアイドル(乃木坂46)にドハマリしていたので、ますます縁遠くなっていました。そのためもしお見合いが成立したとしても、いざお会いしてから交際まで進展できるか不安でした。
入会のきっかけは婚活パーティ主催者からのダイレクトメール
私が数ある結婚相談所の中でマーズカフェを選ぶきっかけとなったのは、過去に参加した婚活パーティの主催者から届いたダイレクトメールでした。
主催者は「マーズカフェ」という結婚相談所を立ち上げており、メールには以下の内容が書かれていました。
- 30回以上婚活パーティに参加して良い結果が得られなかった方が2ヶ月半でご成婚!
- 開設して半年ですが、男性の1年以内の成婚率は100%近い数字
- 圧倒的に女性の会員が多く、会員によっては入会後1ヶ月で100人以上から申し込みがあった
ちょうど結婚相談所への入会を考えていたタイミングでもらったこのメールで、私の気持ちは無料面談をする前からマーズカフェに傾いていました。
マーズカフェのカウンセラーは元放送作家なので、文章力の高さで見事に心を掴まれた形です。
面談前に転勤が確定するも、入会を決意
入会のための面談を目前に控えていた矢先、突然関東から関西への転勤が決まりました。私は関西での婚活を東京から十分にサポートしてもらえるのか、とても不安でした。
そして迎えたマーズカフェでの面談では、私はカウンセラーに不安を打ち明けました。すると、カウンセラーは以下の言葉をかけてくれました。
もちろん関西にお引越しされても活動できます。「結婚相談所」という文化は関西発ですので、会員数も関東よりも関西のほうが多いです。
元々カウンセラーとは婚活パーティに参加していた時から面識があったので、ある程度安心感はありました。そして面談を経て一刻も早くマーズカフェで婚活を始める決意を固めました。
最高の写真と紹介文でいざ婚活開始!
マーズカフェへの入会を決めた私は、婚活開始に向けた準備を進めました。
婚活を成功させるうえで、特に写真とプロフィールには力を入れました。
写真は日曜日の朝から恵比寿でヘアメイクやスタイリングをしていただき、以下のような仕上がりになりました。
マーズカフェより引用
さらにプロフィールも少しでも良くなるよう入会直前まで手直しをして、以下の内容になりました。
私が実際に使用していたプロフィール
はじめまして。プロフィールをご覧いただきありがとうございます。
30歳になったことを機に真剣に結婚を意識するようになり登録をしました。
仕事はメーカーで社内システム開発やユーザーサポートをしております。
性格は一度興味を持ったことには積極的にチャレンジし、熱中していくタイプだと思います。また周りからは一見すると真面目そうだけど仲良くなると話が尽きないと言われることが多いです。
休日は趣味であるテニスを会社や学生時代の仲間としたりジムに通ったりとアクティブに過ごすこともあれば、テレビやドラマやバラエティのDVDを見たり家事をしたりとインドアでのんびり過ごしたりもします。またお互いの趣味を一緒に楽しんでいける方と出会えたら嬉しいです。
共に尊重し合い、支えあっていける方と笑顔の絶えない家庭を築いていきたいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
さらにマーズカフェの元放送作家のカウンセラーが書いてくれた紹介文が素晴らしく、最高の状態で婚活をはじめられました。
- グローバルに拠点を持つ一流企業で活躍されているエンジニア
- 高身長で清潔感も抜群!
- 一度お会いしたらあなたの未来が開けます
「カウンセラーからの紹介文を読んで会ってみたいと思いました」と言ってもらえる機会がたびたびありました。
どんなに忙しい時でも自己管理を怠ってはいけない
マーズカフェで婚活をはじめて、最初の3ヶ月間は以下のとおり活動をしました。
- お見合い:37人
- 仮交際(お見合い後にお互いが「もう一度会いたい」と希望した状態)成立:11人
- デート回数:20回
入会後3ヶ月間の経験から伝えたいポイントは以下のとおりです。
- 入会直後は申込みも増えるので特に体調管理を徹底する
- 焦っても良い結果が得られるとは限らない
- 困ったことが合った際にはカウンセラーに相談するべき
入会初日、60人以上から申し込みを受けるロケットスタート!
入会初日結婚相談所のアプリを開き、試しにお相手を検索してみました。すると、素敵な女性がたくさんヒットしました。
こんな人と結婚出来たら幸せだろうなぁ
とワクワクしながら、早速上限である20人へお申し込みをしたのです。さらに驚いたのは、入会初日から60人以上から申し受けがあったことでした。
カウンセラーも以下のようなコメントをくれました。
ある程度多くの申し込みがあることは予想していましたが、想像以上でした。
素敵な写真と素晴らしい紹介文のおかげで、私は婚活のロケットスタートを切れたのです。
お見合い1日5件、同時に5人と並行して仮交際の超ハードスケジュール…
最高のスタートを切れた私でしたが、結果的に以下のとおり活動量が多くなりました。
- 1ヶ月で19人とお見合い
- 多い日は1日に5人とお見合い
- 同時に最大5人と並行して仮交際
結婚相談所ではお見合い後、お互いの結婚相談所のカウンセラーに「また会いたいか」を連絡します。お互いが「また会いたい」と連絡した場合、仮交際が成立するのです。仮交際中は他の人と仮交際やお見合いをしても問題ありません。
カウンセラーのアドバイスなどを参考に入念な準備をしてお見合いやデートに臨んだ結果、順調に進展していきました。その結果、私のスケジュールはさらに多忙を極めたのです。
参考までに私の1週間のスケジュールを以下にまとめます。
- 月曜夜:お見合い1件
- 水曜夜:お見合い1件、デート1件
- 木曜夜:デート1件
- 金曜夜:デート1件
- 土曜:お見合い5件
- 日曜:お見合い3件
いわゆる「仮交際中の女性が増えすぎたこともあり、泣く泣くお見合いでお断りせざるを得ない状況にも直面しました。
2人目にお見合いした同い年の女性に一目惚れ
お見合いや仮交際を続けていく中で、2人目にお見合いをした同い年の女性(Aさん)に好印象を抱きました。年が近かったこともあり、共通の話題ですぐに会話が弾んだのです。
着々とデートを重ね3回目のデートの日がAさんの誕生日だったこともあり、夜景が綺麗なレストランでプレゼントの花束を準備しました。
そして、私はAさんに真剣交際の申し込みをしました。
結婚相談所では、仮交際を経て真剣交際へと進みます。真剣交際に入ると、「結婚を前提としたお付き合い」となり他の人とお見合いや仮交際はできません。真剣交際を経てプロポーズが成功すれば成婚退会となります。
しかし、Aさんの返事は「保留」でした。
まだそれほど良くお互いのことを知れていないから、返事を待ってほしい。
という理由でした。私は保留の返事を受けても、Aさんへの思いは変わりませんでした。その後もデートを重ね1か月後、6回目のデートで再度真剣交際の申し込みをしてOKの返事をもらったのです。
真剣交際の打診は保留、そして交際終了…
しかし、ここで問題が発生しました。真剣交際OKの返事をもらった時点で、天候の都合で延期になったお見合いが1件残っていたのです。
結婚相談所では、基本的にお見合いのキャンセルはできません。どうしてもやむを得ない事情でキャンセルをする場合は、違約金として1万円を払う必要があります。
私は結婚相談所のルールは守るべきと考えていたため、カウンセラーに相談をしました。そして、残りのお見合いを予定どおり行ってから真剣交際に進むことにしました。しかしAさんにこのことを伝えると、不快感を示されたのです。
私はAさんの希望を尊重してすぐにお見合いをキャンセルとしたのですが、Aさんからは結婚相談所を介して
真剣交際に入るのは保留にして、次回のデートで判断したい。
と言われました。私は最大限Aさんに譲歩したにもかかわらず、2度も真剣交際の申し出を保留にされたことに納得がいきませんでした。そして私は、Aさんと次回デートの前に電話で話し合うことにしたのです。
電話ではAさんからは次のようなことを言われました。
- 元々真剣交際に進むうえで不安材料があった
- お見合いを残していることで不安感が増した
- 自分のどこを良いと思ってくれているのかがわからなかった
- デート中時折疲れた表情をしているのが気になった
私としては2か月近くデートやLINEを続けてきて、この不安材料が拭えない以上真剣交際に進むのは難しいと考えました。そして、交際を終了する決断をしたのです。
Aさんとの仮交際で、「早く結婚がしたい」という焦りやデート中に疲れが見えてしまう自己管理の甘さなど改善すべき点が多く見つかりました。私はこの経験を無駄にしないよう、気持ちを切り替えて婚活を続けました。
素敵な相手の周りには強力なライバルがいる
Aさんとの仮交際終了後、4ヶ月間で以下のとおり活動をしました。
- お見合い:35人(婚活開始時からの合計:72人)
- 仮交際成立:16人(婚活開始時からの合計:28人)
- デート回数:30回(婚活開始時からの合計:50回)
この期間の経験から私が伝えたいポイントは以下のとおりです。
- 相手を知ることや好意を示すことなどプラスになりうる行動は最大限やるべき
- 婚活においては常にライバルの存在を意識して行動するべき
- カウンセラーのアドバイスは着実に改善につなげていくべき
東は滋賀、西は兵庫にお見合いラッシュ
Aさんとの交際終了を経て、私はお相手の女性の希望エリアを広くしました。婚活を始めた当初は大阪府内に限定していましたが、京都府や奈良県、兵庫県、滋賀県にも対象を広げたのです。
ある日は朝から片道1時間近くかけて、滋賀県の大津までお見合いに行きました。また別の日は1時間半かけて大阪市内のお見合いから兵庫県の姫路まで移動して別のお見合いをしました。
素敵なお相手に出会うために、少しでも可能性を広げたいという一心でした。
28人目にお見合いした年下の女医に好印象
そして私が好意を抱いたのは、28人目にお見合いをした年下の女医のBさんでした。Bさんは知的でありながらも親しみやすく、お見合いの場も非常に和やかな雰囲気で進みました。
Bさんは急患が入り当日にデートがキャンセルになることもありましたが、デートの時には愚痴一つこぼすことはありませんでした。さらに、
まだちょっとしたオペくらいしかできないのです。
と常に謙虚で物腰も柔らかかったです。また家族との海外旅行から帰ってきた後のデートでは、わざわざお土産のキーホルダーを買ってきてくれる気遣いも見せてくれました。そんなBさんと真剣交際に進みたい思いが徐々に芽生えてきました。
少しでも相手を理解しようとマンガで勉強
私はBさんのお仕事について、もっと理解を深めたいと思いました。そこで仕事やデートの合間に、Bさんの診療科を題材としたドラマや漫画を見漁ったのです。
Bさんの仕事についての理解を深めたことは、デートでもいい影響をもたらしました。デート中のBさんの仕事に関する話題を深掘りできたのです。また「Bさんのことをもっとよく知りたい」というアピールにもつながったので、Bさんにも喜んでもらえました。
婚活において、相手に対する行為や関心は隠せず表に出して伝えるべきです。相手も結婚相手を見つけるために婚活をしているので、下手に駆け引きをする必要はありません。
音信不通と突然の交際終了…
しかしBさんとの4回目のデートが終わってから1週間後、突然LINEが返ってこなくなりました。さらにその翌週、結婚相談所のカウンセラーから
Bさんの結婚相談所から交際終了の連絡がありました。
と告げられたのです。その後ほどなくして、Bさんは別の方と真剣交際に進まれていました。
真剣交際に進んだ方はアプリ上のステータスが変わります。このため、お相手が真剣交際に進んだかどうかは確認が可能です。
カウンセラーからは、
たかさんは絶対に大丈夫です。ただ、真面目過ぎるのかもしれません。特に関西圏の女性と接するときは、ギャップやユーモアがあったほうがいいです。
とアドバイスをもらいました。私自身もまだまだ気持ちは折れておらず、少しずつ改善を重ねていけば結婚できると信じて婚活を続けました。
一時的な恋愛と将来を共にする結婚は別物
Bさんとの仮交際終了後、3ヶ月間で以下のとおり活動をしました。
- お見合い:9人(婚活開始時からの合計:81人)
- 仮交際成立:4人(婚活開始時からの合計:32人)
- デート回数:24回(婚活開始時からの合計:74回)
この期間の経験から、私が伝えたいポイントは以下のとおりです。
- 結婚相談所でも恋愛感情が芽生える交際はできる
- 連絡が頻繁に取れない相手に深入りしてはいけない
- 辛い結果になっても引きずらずに気持ちを切り替える
74人目にお見合いした同い年のキャリアウーマンとの出会い
Bさんの次に私が真剣交際へ進むことを意識したお相手は、74人目にお見合いしたのは同い年のキャリアウーマンCさんでした。
Cさんは小さいころから目指していた職業に就き、仕事に対して強い情熱を持っている方でした。またCさんはゲームが趣味だったのでデートでは当時流行していたポケモンGOを一緒にしながら公園を散策したり、リアル脱出ゲームに挑戦したり楽しい時間を過ごしました。
結婚相談所で婚活をしていたからこそ、Cさんのように普通の生活をしていたら出会えていないであろう「高嶺の花」にも出会えました。
突然の音信不通…結婚相談所のありがたみを痛感
しかし3回目のデートを終えてから、突然CさんからLINEの返事がなくなってしまったのです。私はカウンセラーにも相談して、Cさんの結婚相談所のカウンセラーからも確認を取ってもらうことにしました。
そして連絡が途絶えてから1週間後、Cさんから返信がありました。
体調を崩しちゃって、返事できなくてゴメン
私は返信が来なかった不信感よりも、交際終了にならなかった安心感でいっぱいでした。
音信不通で終わらず、担当者を通じてお相手の状況が確認できたのはマッチングアプリなどにはない結婚相談所ならではの強みだと感じました。
最高に嬉しかった誕生日祝い
再びやり取りが始まり、4回目のデートは私の誕生日に近い日程でした。デート当日、Cさんはお店を予約してくれたうえに会計まで支払ってくれたのです!
好きな人に自分の誕生日をお祝いしてもらえて、最高の気分でした!
これまで私はデートの際はお店の予約やお相手の分の会計はほぼすべて自分で行ってきました。だからこそ、Cさんの気遣いがとてつもなく嬉しかったのです。私はCさんと真剣交際に進みたい思いがより一層強まりました。
薄々感じていた嫌な予感が的中…
しかし5回目のデートを終えてから、再びCさんと連絡が取れなくなりました。カウンセラーに改めて状況を報告しましたが、以下の厳しい見解でした。
Cさんはもう選択肢に入れない方がいいかもしれません。
返事がないこと自体がメッセージとも言えます。
そして交際終了の覚悟もしながら1週間が過ぎた頃、Cさんから次のLINEが来たのです。
仕事が忙しくなり、結婚を考える余裕がなくなったので相談所を退会します。
たかさんは本当に素敵な方だけど、家族になるイメージがわきませんでした。
今まで楽しい時間をありがとうございました。
電話ではこれまでの感謝や、Cさんの今後の幸せを願う言葉が自然とあふれ出てきました。交際終了自体はつらかったですが、Cさんと過ごした時間が素敵な時間だったことに変わりはなかったからです。
思い出を胸にしまいつつ、「今度こそは!」と前を向いて婚活を続けました。
重要な決断を先延ばしにしても良い結果は得られない
Cさんとの仮交際終了後、4ヶ月間で以下のとおり活動をしました。
- お見合い:33人(婚活開始時からの合計:124人)
- 仮交際成立:9人(婚活開始時からの合計:41人)
- デート回数:31回(婚活開始時からの合計:105回)
この期間の経験から、私が伝えたいポイントは以下のとおりです。
- 婚活は最後の最後まで何が起こるかわからない
- 一度冷めてしまった熱はなかなか取り戻せない
- 時には現状を打破する決断をする勇気が必要
誕生日翌日に共通の趣味を持つ79人目の年上女性との出会い
私は誕生日の翌日に、79人目のお見合い相手となる3歳年上の女性Dさんと出会いました。Dさんとは趣味が同じテニスということもあり、すぐに会話が弾みました。仮交際に進んでからも、京都散策や映画鑑賞など毎週様々な場所でデートを重ねていったのです。
年上でしっかりした面も持ち合わせながら、親しみやすい雰囲気も持ち合わせるDさんと今度こそ真剣交際に進みたい思いが増していきました。
真剣交際目前からの、どんでん返し…
そして6回目のデートを終えたところで、私はカウンセラーにDさんと真剣交際に進みたい旨を伝えました。
結婚相談所では真剣交際に進む際に、カウンセラーを通じてお相手の意思の確認をすることができます。お互いの意思を確認したうえで真剣交際の打診ができるので、いきなり告白してフラれるといった心配はありません。
後日、カウンセラーから連絡がありました。
Dさんのカウンセラーから連絡があり、Dさんも「たかさんと真剣交際に進みたい」とのことです!やりましたね!デートでDさんへたかさんの思いを伝えてください!
1年間頑張ってきた苦労がついに報われると思い、完全に私は舞い上がっていました。そして6回目のデート前日、再びカウンセラーから連絡がありました。
Dさんの担当者から連絡があり、「真剣交際の話は一旦保留にしてください」とのことです。詳しい理由はわかりませんが、明日のデートで本人に直接聞いてみてください。
私には急に目の前が真っ暗になった気分でした。そして、気が気でない状態でデート当日を迎えました。デート中Dさんにどうして真剣交際を保留にしたくなったのかを聞いてみると、以下の返事でした。
たかさんはまったく悪くない。ただ完全に私の問題で、真剣交際に進む決心がつかなくなってしまったの。
私は今後どうすればよいのか、わからなくなってしまいました。
一度冷めてしまった熱は取り戻せず交際終了
その日に7回目のデートの約束をして解散し、デート後もLINEのやり取りは今までどおり続いていました。そして7回目のデートも二人で楽しく過ごせはしたのですが、私のもやもやした気持ちは次第に強まっていったのです。
きちんと好意は伝えてきたうえで、これ以上どうすればいいのだろうか…。
このままダラダラ仮交際を続けても、時間がもったいないのではないか。
結局私は、Dさんとの仮交際を終了する決断をしました。自分がやれるべきことをやったうえで進展が見込めない以上、ダラダラ仮交際を続けるのは時間がもったいないと考えたからです。私は今でもこの時の判断は間違っていなかったと思っています。
婚活では決断を先延ばしにしたことで、チャンスを逃すこともあります。重要な決断を素早くできるかは婚活の結果を大きく左右します。
相手に歩み寄りつつも譲れないものを妥協してはいけない
Dさんとの仮交際終了後、4ヶ月間で以下のとおり活動をしました。
- お見合い:21人(婚活開始時からの合計:145人)
- 仮交際成立:5人(婚活開始時からの合計:46人)
- デート回数:23回(婚活開始時からの合計:128回)
- 真剣交際成立:1人
この期間での経験から私が伝えたいポイントは以下のとおりです。
- うまくいく時はとんとん拍子で物事が進んでいく
- 真剣交際期間は結婚後に向けて話し合いや価値観のすり合わせを進めるべき
- 歩み寄りは大事だが自分が疲弊するほどに妥協をしてはいけない
カウンセラーのアドバイスが巡り合わせた126人目の高身長女性
結婚相談所で婚活を始めて1年以上が経過し、真剣交際に進めていない状況に私は焦っていました。さらに相手選び、お見合い、デート、何を改善すればいいのかがわからずにいました。
そんな時にカウンセラーがアドバイスをくれたのです。
長身の女性を狙ってみてはどうでしょうか。長身の女性は男性の身長を気にする人も多いのですが、たかさんなら希望に応えられると思います。
私はカウンセラーのアドバイスどおり、165cm以上の女性にお見合いを申し込んでいきました。そして126人目のお見合い相手として、3歳年下の女性Eさんと出会いました。明るく気さくなEさんとはすぐに打ち解けられました。
さらにお盆休みと時期が重なったこともあり、デートの頻度も増やして関係を深めていきました。
念願の真剣交際突入!
Eさんとお見合いして出会って2週間で3回のデートを経て、私はEさんと真剣交際に進みたいと感じていました。そしてカウンセラーからEさんの結婚相談所へ探りを入れてもらうようお願いしたところ、
Eさんも、「ぜひともたかさんと真剣交際に進みたい」と言っていたとEさんのカウンセラーから連絡がありました!
とお墨付きももらえました。そしてEさんと出会って1か月足らず、4回目のデートで真剣交際の打診を受け入れてもらえました!
真剣交際に進む時はこうもあっさり進むものなのか。
と私自身が、拍子抜けしてしまうくらいでした。こうして私はEさんと結婚を前提としたお付き合いに進んだのです。
Eさんとの金銭感覚や価値観のギャップに戸惑い
Eさんとの真剣交際に進んだ私は、通常のデートと並行して結婚に向けて着々と準備を進めました。
2人で住宅展示場に行き、スタッフから「旦那様」と声をかけられたときはとても不思議な気持ちになりました。
結婚相談所で真剣交際に進んだ後は、ただ普通にデートを重ねればいいわけではありません。お互いの結婚生活や今後の仕事についてなど、将来に向けたすり合わせを行っていく期間として過ごします。
そのため、結婚相談所ではFPに無料でライフプランニングをしてもらえるサービス
ライフプランニングではお互いの経済状況や思い描く結婚生活について、現状や理想像をヒアリングされます。
私たち2人はお互いの考えが以下の状況であったことを認識できました。
- 結婚式はハワイで親族だけを招待したい
- 新居では家電や家具を新調したい
- 子供は2人ほしい
- 子供は2人とも私立文系の四年制大学まで進学させたい
- 年に1回は国内旅行に行きたい
- 結婚後どのエリアに住みたいか
- お互いどのくらい資産を持っているか
- 挙式や新生活の費用をどうやって捻出するか
考えが一致した点もある一方で、相違点も明らかになりました。例えば住みたい場所については私が通勤の便が良い中心街に近いエリアを希望したのに対して、Eさんは治安の良い郊外を希望したのです。
さらにライフプランニングの中では、Eさんに奨学金の返済が残っていることや実家暮らしだったEさんの貯金がほとんどないこともわかりました。私は挙式や新生活の費用は貯金から捻出する考えでいたので、Eさんとの金銭感覚や価値観のギャップに戸惑いを覚えました。
Eさんの貯金がないことを責めるつもりは全くありません。将来に対する計画性について、不安を抱いたのです。
溝は埋まらないまま交際終了…
ライフプランニングで、価値観の違いに気づいた私でしたがEさんと結婚したい思いは変わりませんでした。結婚に向けて溝を埋めようとできることを考え、以下の内容を実際に行いました。
- お互いが希望するエリアの賃貸物件の内覧で、結婚後のイメージを具体的にする
- 挙式費用を貯める計画を二人で立てる
- 結婚資金捻出のため、保有していた株式を売却する
Eさんと結婚するためにベストを尽くしてきたつもりでしたが、Eさんも自分の希望を曲げる様子はありませんでした。歩み寄る姿勢が見られないEさんに対して、私は徐々に苛立ちも感じ始めていました。
そしてお互いの希望が平行線をたどったままEさんと出会ってから2ヶ月半、真剣交際に入り1ヶ月半が経過していました。
結婚相談所では、お見合いをしてから3ヶ月で成婚するかを判断するルールがあります。(双方の合意があれば、最大6ヶ月まで延長は可能)
あと半月で成婚までたどり着けるのか、焦りやイライラといったネガティブな感情ばかりに私は支配されていきました。そして15回目のデート後にEさんからLINEの返信がなくなり、16回目のデート前日LINEが届いたのです。
これ以上交際は続けられません。交際終了させてください。
さっさと次に進みたいので。
(返信不要です)
こうしてEさんとの真剣交際は終了となったのです。正直なところ、交際終了したつらさはほとんどありませんでした。むしろそれまで自分を押し殺して我慢してきたものから開放された感覚や、不幸な結婚をせずに済んだ安心感の方が強かったです。
婚活において多少の妥協は必要であっても、一方が疲弊する関係は長続きしません。お互いが無理なく歩み寄れる相手に出会うことが大切だとこのとき強く感じました。「次が最後」のつもりで、婚活を再開しました。
結婚は幸せになるための手段であり、結婚そのものが目的になってはいけないとEさんの交際で学びました。
諦めずに継続すれば、いつかは目標にたどり着ける
Eさんとの真剣交際終了後、8ヶ月間で以下のとおり活動をしました。
- お見合い:57人(婚活開始時からの合計:202人)
- 仮交際成立:29人(婚活開始時からの合計:75人)
- デート回数:70回(婚活開始時からの合計:198回)
- 真剣交際成立:1人(婚活開始時からの合計:2人)
この期間での経験から私が伝えたいポイントは以下のとおりです。
- オンラインお見合いからでも素敵な相手と出会える
- 相手を選ぶうえで自分にどれだけ時間を使ってくれるかはチェックすべき重要なポイント
- どれだけ時間はかかろうと最後まで諦めなければ成婚はできる
文字どおりゼロからの再出発
Eさんとの交際が終了した私は、婚活開始以降初めてお見合いやデートの予定が全くない状態になりました。心機一転してお見合いやデートをするものの、なかなか思うような結果は得られませんでした。
途中Eさんとの真剣交際に入るためにやむを得ず交際終了とした女性から、「再度仮交際をしたい」との申し出も受けました。しかし改めてデートしてみると価値観の違いがわかり、結局交際を終了しました。
先が見えないうえに仕事が忙しくなってきたこともあり、この時期が一番精神的にしんどかったです。
婚活環境を一変させたコロナショック
停滞していた婚活を大きく変化させたのは、コロナショックでした。対面でのお見合いやデートが当たり前だった婚活において、外出自粛の影響は環境を一変させることになったのです。
- オンラインお見合いの導入
- 仮交際時に1度も会わなくても交際終了が可能に(電話やLINEでのコミュニケーションは必要)
- オンライン面談で結婚相談所への入会が可能に(従来は対面での面談が必須)
特にオンラインお見合いの導入は、婚活中の人にとっては大きな変化となりました。対面でのお見合いにこだわる人や、「よくわからないから」とオンラインお見合いを避けた人は一時的に婚活がストップしたのです。
代わりにオンラインお見合いをしてでも結婚したい、熱量の高い人がこの時期には多く活動していた印象です。
また対面のお見合いとは異なる、オンラインお見合いならではのマナーやテクニックも生まれていきました。
婚活に限らずですが環境の変化を受け入れ、適応しようとする意識は成功するうえで大事であると気づかされました。
オンラインお見合いならではのテクニック、ポイントについては以下の記事で詳しく解説しています。
197回目のお見合いで出会った運命のお相手
緊急事態宣言が発令され、私はオンラインを中心にお見合いやデートを繰り返していました。そして迎えた197回目のお見合い、私はオンラインで後の妻となるFさんと出会うのです。
正直なところ、最初は「この人と結婚する!」といった確信はありませんでした。
お見合いも盛り上がらないうちに40分で終わってしまい、やや消化不良感がありました。
対面でのお見合いは60分程度を目安としています。オンラインお見合いはZoomで行われていたのですが、有料版を導入していない結婚相談所が主催した場合40分で終了してしまうことがしばしばあったのです。
さらに初回のデート(電話)もFさんが時間を勘違いして電話がつながらないなど、なかなか関係が進展しませんでした。
決め手は自分に「時間」を割いてくれたこと
そんなFさんと結婚したいと思った決め手は、これまでお会いしてきたどの女性よりも「自分に時間を割いてくれたこと」です。
私はこの当時、5人の女性と並行して仮交際をしていました。これまでであれば平日の夜は1人の女性と食事にしか行けませんでした。しかしお見合いやデートがオンライン化したことにより、移動やデート代を気にする必要がなくなったのです。
デートに割ける時間が増えた私は、デートの頻度を増やす提案をそれぞれの女性にしてみました。しかしほとんどの女性は、「週に1回くらいがちょうどいいです。」といった回答でした。女性側も私以外に仮交際中の男性がいたはずで、その人たちとのデートもあるので当然の回答です。
しかしFさんとは、以下のようなやり取りでした。
今週は日曜と月曜、水曜、金曜の夜が空いています。
それではせっかくなので、4日とも電話するのはどうですか?難しければ2日だけとかでも電話できたらうれしいです。
いいですよ!4日とも電話しましょう!
このやり取りを通じて私は直感的に、Fさんとの関係は何としてもつながなければいけないと感じました。
Fさんが週4回私とデートしてくれるということは、その分他の男性とのデートの時間を削ることにもなるからです。さらに週4回電話をしていても、Fさんと話している時は自然体で居心地がよかったです。次第に私はFさんと真剣交際に進みたいという思いが強まりました。
緊急事態宣言明けの初デート、一気に真剣交際突入!
Fさんとお見合いをしてから3週間後、緊急事態宣言が解除されました。既に電話で8回話してはいましたが、ようやく対面でのデートが実現したのです。
電話でお互いのことはよく知っているはずでしたが、いざ対面するとなるとイメージとのギャップがないかなど不安でした。しかし、実際に会うとすぐに不安はなくなりました。
Fさんは電話のイメージどおりのやさしく明るい方で、真剣交際に進みたいと確信しました。そしてFさんとの3回目の対面のデート後、私たちは真剣交際に進んだのです。
価値観もピッタリ!トントン拍子でプロポーズ、成婚退会
真剣交際に進んだ私たちは、Eさんの時と同様にFPにライフプランニングの相談を行いました。今回はお互いの価値観やライフスタイルが合致し、成婚退会に向けて何も不安はありませんでした。
そして真剣交際に進んでから3週間、出会ってから2ヶ月足らずという短い期間で私はFさんにプロポーズをしたのです。
結果は見事成功、晴れて成婚退会に至りました。
妻が自分を選んだ決め手は「積極性」と「真剣度」
妻にどうして自分を選んでくれたのかを聞いてみたところ、以下の回答でした。
- 話していて気を使いすぎず空気感が自然で違和感がなかった
- ガツガツ系の人が苦手だったので過ごしやすい雰囲気だった
- 誘ってくれたことで結婚に対する積極性を感じた
- お店やデートプランを率先して提案してくれたので本気度を感じた
- 金銭感覚にズレがなかったので安心した
実際に話してみて違和感がなく、居心地も良いといった印象を抱いてもらえたようです。
まとめ:諦めなければ結婚はできる!結婚相談所で本気の婚活をしよう!
時間はかかってしまいましたが、私のような非モテでも結婚相談所で結婚できました。私が結婚できた一番の要因は、結婚できるまで諦めずに婚活を続けたからです。
そして婚活を続けてこられたのは、結婚相談所の存在がとても大きかったです。以下のサポートを受けられたおかげで気持ちが折れることなく2年以上婚活を続けられました。
- 元放送作家のカウンセラーによる魅力的な紹介文作成
- お見合い日程の調整
- お見合い会場の予約
- デートプランの提案
- デート後のフィードバック
- こちらが希望したタイミングでの面談
- 婚約指輪や結婚指輪のお店の紹介
婚活は決して楽しいことばかりではありません。しかし、つらい経験も確実に成功へつながります。毎回のお見合いやデートから学び、改善を重ねれば素敵な出会いがやってきます。
真剣に結婚を考える皆様、結婚相談所で婚活をすることがおすすめです。次はあなたが素敵な出会いを手に入れる番です!
\ あなたも幸せな結婚ができる! /
私が所属していた結婚相談所【マーズカフェ】については以下の記事でも詳しく解説しています。
また以下の記事では、東京以外の地方でも営業している大手結婚相談所を解説しています。
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